おととしのものすごい寒波で外の多肉たちは壊滅状態となりました。
室内に保護したものも半数以上が他界。
植え込んだものが壊滅してる中、かえって植えそびれてた球根やイモ類、
植え替えで余ってた挿し穂など(ぶっちゃけ破棄組)が生き残ってくれてて
助かりました。

これもそんな生き残り組の一つ。


どんどん増えていくタイプのおいもさんなので、小指の先ほどの小さなおいも
さんが2個植えなくて、昨年は葉っぱだけで花が咲くことがなかったのですが、
今年は白い筒状の花をいっぱい咲かせてくれています。

シンギニアで有名なのは「断崖の女王」ってもふもふの葉っぱに赤い筒状の花
をつけるシンギニア・レウコトリカです。この仲間だということは分かっていたの
ですが、うちに来てもう10年以上経つお方、名札なんてとっくに無くなってます。
そのうちネットで見つけるだろうと思っていましたが、やっと探し当てました。
シンニンギア・上海の女王(Sinningia tubeflora)

まず額が出てきて白っぽい筒状のつぼみが出るのですけど、そっからが
伸びる伸びる。どんな虫を呼び込むおつもりなのかーー;
植物の中には交配を特定の昆虫にお願いする偏屈なタイプと、私はだれでも
いいよ~っておおらかなタイプがいる。(勝手な想像)
それでも現時点までは生き残っているけど、偏屈さんたちは気候の変化とか
外来種の増加でこの先が心配です。