私は今回の卒業式がたぶん自分が参加できる卒業式の最後だと
思ったわけです。というのも息子の大学の入学式の時に思ったの。
最近は親も参加するというので、参加したものの何千人という
学生とその保護者(多いとこは夫婦祖父母)、結局会場にも
入れず視聴覚室のようなところでスクリーン越しの入学式でした
から、行かなきゃよかったって(笑)

娘の入学式は福岡サンパレスっていうよく芸能人がコンサート
をする場所です。この専門学校は学校が分野分野に分かれて
いくつもあって、学校説明会で「入学式は全校の学生が集まり
生徒だけで2000人」ですって・・・その話を聞いたとたん、行く
のやめようと決めました。

そんなわけで私の今回の卒業式に対する意気込みは相当な
もので今年に入って自分が着るためのスーツを探してまわり
ました。滅多に服で悩むことはないのですけど・・・
くしくもスプリングセールでしたからお安く買えるかと思って、
でもなかなかいいのには巡り会えず2月の半ばには、喪服で
いいかって思い始めたんですが、でもそれはそれコサージュ
ぐらいは華やかなのが欲しいなと思いまた店巡り。

娘がサーモンピンクの花のコサージュを選んでくれたので、
ついでにアクセサリーも物色。華やかで、ゴージャス、それで
いて普段にも使えるくらい品のいいものはないかと(無理難題)
だって次はないですから。
結局ピンクっぽいイミテーションパールのネックレス。
イヤリングもピンクの光り物と小さなパールの入ったもの。3点
全部合わせても一万円以内のチープさ。こんなので満足できる
自分に拍手!ヽ(*´∀`)ノパチパチ
昨日、美容院にも行って髪を染めてもらいカットもしてきました。
自分自身、母として最後の卒業式って思ってますから気合充分
で今日に臨んだわけです。
上の子も同じ高校でしたので会場(体育館)の寒さも十分知っ
てますからスカートの下は足元まであるスパッツ!(息子の時
に春らしいスプリングコートで失敗してますから)今回は厚手の
黒のコート!背中には貼るカイロ!もう準備万端(≧∇≦)/

娘は終始笑顔でした。
そう、私はというと、会場へ入ってくる子達を見たとたん涙。
うちの子は4組なんですけど、1組しかも最初は男子なのに涙。
(息子の時とダブルんだもの)
祝辞を聞いては涙。在校生の送辞を聞いては涙。
答辞を聞いては涙。だって、「おかあさん、3年間お弁当を作って
くれてありがとう」なんて言うんだもの。(我が子ではないが)

いいお話をいっぱいいただきました。
校長先生の長いお話の中で出てきた高杉晋作の話が心に
残りました。彼についてのかいつまんだお話もあったのです
が、詳しくお知りになりたい方はググってください。
辞世の句と言われる「おもしろき こともなき世を おもしろく」
という上の句に彼を看病していた野村望東尼が「すみなす
ものは心なりけり」という下の句をつけたと言う話です。
高杉晋作は29という若さで、最終的には当時の不治の病
「結核」で命を落とします。

たぶん、校長先生の意図するところは
「これから先、いろんなくなんが有りますが、どう感じて、どう
動き、それを楽しいと思えるような人生にするかしないかは、
自分の心しだいですよ」というようなことを言いたかったのでは
ないかと思うのです。波乱万丈の人生を送り29歳という若さで
死と向き合った高杉晋作の辞世の句は彼の死後もこうやって
生きているんですね。いままで薄ぼんやりと名前だけは知ってた
歴史上の人物がぐっと近く感じました。
やっぱ、先生はえらいなぁ。ってとこでこの話は終わりです。
ご清聴ありがとうございました。m(_ _)m

花伝続き

小型のロゼットが可愛いセンベル。一円玉と比べるとその小ささわかってもらえるでしょうか?



おもとのような赤い実ができるらしいサトイモ科の植物と、ゼンマイ
のような新芽のシダ植物。この新芽の部分は天ぷらなどで食べられ
るんだそうです。シダは日陰の多い我が家向きかもと思って買って
みました。
二つとも名札なくして名無しです。どなたかご存知の方お教えください。