訪問介護

リブリーの掲示板にコム*ンとは関係ないのか？と私を気遣うコメントが載っていた。うちはわりと大手で私の行っている老健の他に特養と有料老人ホーム2件の施設があり、デイケアと介護事業部も持っているが、例のグループの傘下ではない。
ただ、ふと思い出したのが、介護福祉士の介護実習で同じ班だった訪問介護をしてるWさん。確か24時間介護の事業所だったわね～・・・と不安に思いメールを入れてみた。
幸い彼女の事業所もコム*ンとは無関係の事業所でよかった。ただ、今ですらぎりぎりの人数しかヘルパーが居らずこの上、例の事業所から流れてきた人を受け入れなくてはならなくなったらどうしようと心配してた。
そう、今は病院でも3ヶ月で退院させてしまう。それがうちのような老健に流れてきて3ヶ月～6ヶ月を目安に他に移る事になってる。これは介護の大前提が家族介護で、老健のようなリハビリ目的の施設は入所して3ヶ月間は個別の診療報酬（リハビリ代）が認められるものの、それ以上は定期の分しか取れない。といってもそこは老健、必要だと思われる方々へのリハビリを止めたりはしません。ＯＰ・ＴＰの先生方の指導の下、主に私たち介護職がするのです。

お役所の意図としては、うちで看きれないなら介護事業を使って訪問サービスを受けるか、通所サービスを受ける。それでもだめなら老人ホームに入れなさい的な考えで、（自分のテリトリー内にある）介護の事業所からも、老人ホームからも、そして当然必要となるそこで働く介護ヘルパーからも税金をがっぽりふんだくろうと目論んでるではなかろうかと思ってしまうのですが・・・（下種の勘ぐり）

話がそれましたが、訪問介護の場合入る時間も仕事をする時間も細かく決められています。ほとんど寝たきりで夜間の体位交換とかオムツ換えですめが、決められた時間の30分ぐらいで終わるかもしれませんが、「本人の自立を促す」といった介護支援となると時間は未知数です。おおかたのヘルパーは決められた報酬しかもらえず、あと時間がかかってもボランティアです。理由はさまざまあれこれ面倒な書類を出し（これは労働時間に入らない）、本人もしくは家族の承諾、ケアマネの承諾、事業主の承諾などいっぱい承諾もらわないと出ないから（当然すぐには貰えない）面倒とか、利用者が介護枠いっぱいいっぱいなのを知ってるからとか・・・

コム＊ンのやってきたことは確かに悪い。自分たちの金儲けのために介護の必要な利用者を利用し（枠ぎりぎりまで搾り取り）、後始末はこんな底辺のヘルパーさん達です。
これを野放しにしてた国や地方の役人はお咎めなしっていうのもなんかねぇ。

食らえ、必殺猫パーンチ！！！